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α-7 Digital+Asahi Auto-Takumar 2/55
「永遠」という言葉を使わなくなったかわりに・・・「残りの時間」を考える・・・
永遠に続く事が無い事に気づいたのは、いつだろう・・・
ある日突然 、続いていくものには限界がある事を知る・・・
それでも、大きな変化は望めないのかも知れないけど・・・
年を経て悟れたことは・・・ 自分の小さな世界の中で・・・
自分自身に真摯でありたいと願うことなのかもしれない・・・
 
α-7 Digital+Kilfitt-Makro-Kilar Type-D 3.5/40

窓辺に飾られた新しい花・・・
その部屋で・・・また新しい年を迎え・・・そして日々を消費していく・・・
あれからどれくらい経ったのだろうか・・

久しぶりに行ったその場所ははすっかり変わっていた・・・
時間の流れは過去の記憶を無惨に引き裂いてしまう・・・
あと何年かしたら・・・また、新しい記憶が必要になるのだろう・・・

 
The Christmas special stories
α-7 Digital+Carl Zeiss Jena Flektogon 4/20
三日遅れのクリスマスを覚えているだろうか・・・
君と交換したプレゼントは・・・紫のマフラーだった・・・
今ではすり切れてしまい・・・埃を被ってしまっているが・・・
どこかの街で・・・北風が君の頬を打ち、長い髪をなびかせるだろう・・・
 
α-7 Digital+Carl Zeiss Jena Flektogon 4/20
暗い街角・・・
君は見たことがないだろうか・・・
どこまでも夜の街を彷徨う夢を・・・
ある日、ふと通りがかった街角を見て・・・ちょっとした驚きを覚える・・・
あの夢で見た場所では・・・と・・・
まさか・・・と思い直して、立ち去ってしまう・・・
しかし・・・本当は夢でその街を歩いたかもしれないのだ・・・
眠る間は・・・もう1人の君が目を覚ますのだから・・・
 
α-7 Digital+Carl Zeiss Jena Flektogon 4/20
クリスマス・・・その日は特別・・・
集い、祝福して・・・誰かと会って・・・街に出る・・・
だが、それは空騒ぎに過ぎないのではないか・・・
その日に1人でいることは恥ずかしいことと思いこんでいないだろうか・・・
本当は、その日に祝福する必要性など誰も感じてはいないのではないだろうか・・・
誰もがそう思いつつ・・・やがてそれを口にしなくなった・・・
そして、その日に騒ぐことが・・・スタンダードとなってしまった・・・
スタンダードとなってしまった以上・・・もはや、空騒ぎすることは義務となった・・・
義務である以上・・・
君はいかなければならない・・・街のネオンに誘われるように・・・
 
α-7 Digital+2.8/100 MACRO
その日にあったことを書き留めておかなければ、もはや記憶があやふやになってしまう・・・
少しの時が過ぎれば 変わらない日々を過ごす毎日に戻っていくだけなのだが・・・
ほんの少し、一日をとどめておきたいときがあることに気がつく・・・
一年後、結局1人でいることには間違いないのだろうから・・・
 
α-7 LIMITED+17-35 2.8-4D
虎落笛が響く・・・
あがることの無くなった左腕の分も右腕が引き受けている・・・
聞こえることの無かった音が頭の中で響いている・・・

こうして人は朽ちていくのだ・・・あとどれくらい、この小さな世界が輝くのだろうか・・・
受け入れざるを得ない事実と・・・それを含めて君なのだ・・・
 
α-9Ti+17-35 2.8-4 D
明日の自分すら想像出来ないのに・・・
未来を描く資格はないのかも知れない・・・
どれだけ長く生きたか・・・それとも・・・どのように生きたか・・・
その結論は目前に迫っているのかも知れなかった・・・
 
α-7 Digital+aus Jena TESSAR 2.8/50

君の顔と名前だけは知っていた・・・
だけど君の過ごしたきた日々、君という人格を全く知らなかった・・・
それは再会ではない・・・今日初めて出会った、新しい出会いなのだ・・・
初めまして・・・君・・・いつか、また・・・

 
α-7 Digital+PENTACON auto 2.8/29
誰の肯定でもいいわけではない・・・
おそらく「近い」ものがなければ何も感じない・・・
まるで 撚糸のように・・・いくつかの共鳴が一本に・・・
だがそれは・・・近いと思いこんでいただけに過ぎないのかもしれなかった・・・
 
α-7 Digital+Kilfitt-Makro-Kilar Type-D 3.5/40
歳差によりめぐる星たち・・・振動とゆがみを繰り返して・・・
軸は少しずれては・・・修復しようとする繰り返し・・・
ほんの少し軸が狂っただけで・・・時に人は歩み寄れなくなってしまうのだ・・・
修復しようと・・・もがけばもがくほどに・・・
だがそれは・・・歳差によるこの世界の法則なのかもしれない・・・
 
α-7 Digital+Carl Zeiss Jena Flektogon 4/20
君が言う・・・得をしたんだと・・・
自分の選択が間違っていないことを確認するように・・・
何が得で・・・何が損なのか・・・損得は表裏一体なのだ・・・
杓子定規な自己判断の繰り返し・・・信じれば白いものも、黒くなるというのに・・・
そして時を経てから・・・君はまた繰り返すのだ・・・やっぱり得をしたんだ・・・と・・・
 
Kodak Retina Ib(type018)with/ Xenar
距離は・・・それとの距離は・・・見た目で予想する・・・
事実は見えているのだろうか・・・
計れているつもりでも・・・
本当にそれがそこにあるのか・・・ 疑問に思うことはないだろうか・・・
サルトルは言う・・・人間の実存を中心的関心とする思想だと・・・
だが・・・それは目の前に実存していると思いこんでいるだけなのかもしれない・・・
 
α-7 Digital+24-105
前に夢中になれば・・・後がお留守になる・・・
君がキャンパスに描き込む・・・
出来はどうだろう・・・お気に召しただろうか・・・
しかしキャンパスはまっさらなわけではない・・・
まっさらでない 以上、上塗りに過ぎないのだが・・・
それでも・・・君は描き込む・・・
約束はとうに過ぎているというのに・・・
 
 

α-7700i+35-105 3.5-5.6

過剰な枚数で・・・時を薄めて主題を忘却していく・・・
最初に持っていたはずなのに・・・
うつしこめば、うつしこむほどに・・・
昨日あったはずの当たり前が・・・今日には失われているのだ・・・

時と共に薄まっていくものがある・・・
補えるは・・・
時と共に身につける”経験”だけなのかもしれない・・・

考えることを終わらせたいとき・・・忘れようとしているとき・・・
抹消したい過去は容赦なく胸を打つ・・・
たとえ・・・輝く思い出があったとしても・・・結局、 影を落とされてしまうのだ・・・
いつか受け入れられたとき・・・自分の世界を許せるときなのかも知れない・・・

 
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